鎚起作家 西片 正 紹介
西片正~鎚起作家(新潟県)
平成25年8月31日 鍛金 西片 正 略歴
1950 新潟県燕市(旧国上村)生まれ・父 彫金師 己則
1966~燕鎚起銅器・武蔵野美大・東京銀器・齋藤圭一七宝教室 鷹美術アトリエ村に学ぶ
1977 日本現代工芸展 初入選 以後、毎年出品
1978 日展 工芸美術 初入選 以後、27回入選
1980 日本現代工芸展 「現代工芸賞」 同展‘96「会員賞」’06「蓮田修吾郎賞」
1983 日本金属造形作家展出品 ‘08
1991 新潟県西蒲原郡弥彦村に鎚起工房・清雅堂 開設
2000 日本現代工芸展 審査員 以後、‘06’08‘11 歴任
2008 日展 工芸美術 「特選」 以後、‘10「特選」
2009 日展 工芸美術 無鑑査出品 以後、‘11 無鑑査出品
2012 日展 工芸美術 出品委嘱
2013 日展 工芸美術部門 審査員
2014 日展 会員推挙・改組新第一回日展以後会員出品
2018 現代工芸美術家協会 監事
2020 現代工芸美術家協会 理事
改組新第7回日展審査員
一枚の板を叩いて、器を造っていく。銅は徐々に柔らかな曲線を描いていく。燕の鎚起職人によって制作された年代物は使い込むほど、味が出る代表例。ご自宅では年代物の器が現役で使用されていた。
西片さんのお父様が制作なされた茶筒。 側面にほどこされた彫金が美しい。代々、受け継がれる道具達。100年物もあるとか。どれも古いがシッカリと手入れされている。
父から子へ受け継がれて行く鍛金という“仕事”そして“伝統工芸”